抗インフルエンザ薬の予防投与

インフルエンザの予防には、
①基本的な感染対策②ワクチン接種 が基本ですが、症状が重くなりやすい方に対しては、抗インフルエンザ薬による「予防投与」を行うことがあります。

予防投与とは、インフルエンザ患者さんに接触した方に対して、感染を防ぐ目的でお薬を内服する方法です。
接触後48時間以内に服用を開始することで、発症をある程度抑える効果が期待できます。
ただし、100%予防できるものではなく、保険適用外(自費診療) となります。


 

≪当院での実施について≫

当院では、厚生労働省の通知・薬剤の供給状況・添付文書を踏まえ、
添付文書上の適応者 に該当する方のみを対象として実施しております。


○予防投与の対象となる方

ンフルエンザ患者さんと同居または濃厚接触のある方のうち、以下のいずれかに該当する方です。

  1. 65歳以上の高齢者
  2. 慢性呼吸器疾患または慢性心疾患のある方

  3. 糖尿病などの代謝性疾患のある方

  4. 腎機能障害のある方


○予防投与開始時期
インフルエンザウイルス感染者に接触後、48時間以内に抗インフルエンザウイルス薬を投与することが推奨されています。


 ○使用薬剤

  • タミフル(ジェネリック) 
  • 1日1回、10日間の内服

 

○費用(自費診療)

 5,000円(診察料込み)

 

○受診について

発熱外来としての対応となります。
事前にお電話でご相談のうえ、ご来院ください。 


 

○ご注意

  • 妊婦の方は、事前に主治医へご相談ください。

  • 医薬品の性質上、ご購入後の返品はできません。

  • 予防投与中にインフルエンザウイルス感染症が発症した場合の治療方針は、診察医師が判断いたします。

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