院長のつぶやき

帯状疱疹予防ワクチンについて

  最近帯状疱疹に罹患する高齢者が増えています。問題なのは罹患後に発症する帯状疱疹後神経痛です。1ヵ月程度で徐々に改善する場合が多いですが、何年もこの神経痛に悩まされる方もいらっしゃいます。心臓ペースメーカーのように、痛みの大元となっている脊髄に電極を埋め込んで除痛を図っている患者さんもいらっしゃいます。

　帯状疱疹は水疱瘡に罹患した後、体内特に神経に潜んでいてウィルスに対する免疫が低下したときに発症します。今迄は自分の子どもが水疱瘡に罹患し水疱瘡ウィルスに対する免疫が増加しました。更に孫が水疱瘡ウィルスに罹患し再度免疫が増加することによって発症を予防してました。近年帯状疱疹に罹患する患者さんが増えた原因として、高齢者が増加したこと、水疱瘡ウィルスワクチンのおかげで子供たちが水疱瘡に罹患しなくなったこと、核家族のため孫との接触が減ったこと等が挙げられます。

　今まで帯状疱疹発症予防として水疱瘡の生ワクチンがありましたけども、発症予防に関しては限定的でした。最近、少し高額ですが90数%の発症予防、および帯状疱疹後神経痛発症0%と言うワクチンが開発されました。50歳以上が対象になります。敬老の日のプレゼントしていかがでしょうか？

※情報更新※
現時点での新型コロナウイルスワクチン接種のお知らせ

当院ではワクチンの個別接種を実施します。
5月6日から天童市のコロナワクチン接種コールセンター(0570-023-053)で予約が開始されます。

〇5月6日～；75歳以上の方の接種予約開始
〇5月7日～；65歳以上の方の接種予約開始

当院で接種希望の場合、コールセンターに直接申し込んでください。
申し込みをする場合、お手元に接種券をご準備ください。

天童市外在住の患者さんの場合
当院がかかりつけ医の場合(月に1回とか定期的に通院している方)、

「住所地外接種届」をお渡ししますので天童市健康センターでお手続きを行ってください。届出後、天童市予約番号が交付されます。
天童市予約番号を使って天童市のコールセンターに予約申し込みしてください。

天童市へのワクチン供給状況によっては変更の可能性もありますので、ご了承願います。

現時点での新型コロナウイルスワクチン接種のお知らせ

当院ではワクチンの個別接種を実施します。
5月7日から天童市のコロナワクチン接種コールセンター(0570-023-053)で予約が開始されます。当初は65歳以上(今年度65歳になられる方も含む)の高齢者に限定されます。当院で接種希望の場合、コールセンターに直接申し込んでください。
申し込みをする場合、お手元に接種券をご準備ください。

天童市外在住の患者さんの場合
当院がかかりつけ医の場合(月に1回とか定期的に通院している方)、天童市内在住の方と同様に天童市のコールセンターに予約申し込みしてください。

天童市へのワクチン供給状況によっては変更の可能性もありますので、ご了承願います。

新年あけましておめでとうございます。

年末年始、寒さのために血圧上昇をされた方がいます。良い正月を過ごしたと見えて体重が増え血糖値が上がっている方がいます。正月気分から抜け出してご自身の健康チェックをしてみてはいかがでしょうか。

さて、新型コロナウイルスのワクチン接種のスケジュールが少し見えてきました。ワクチン接種によってコロナ終息すると良いのですが、いずれにしてもしばらくの間、我慢が必要となります。

○現在の当院の発熱患者さんの対応。一般患者さんと動線を隔離するため下記のような対応をしています。
①発熱者や咳の患者さんはあらかじめ電話で症状確認をさせてもらっています。
②咳や痰の患者さんは別室で診察させてもらっています。
③発熱者は敷地内駐車場で病態確認し、自分の車の中でPCR検査を行い、対症療法薬処方で対応しています。
④PCR検査陰性で症状継続者は院内で診察をしています。

○冬期間、新型コロナウイルスの感染性が増します。
今まで以上に感染防止に努めましょう。
① 三密を防ぎましょう。家族以外の方々との集まりの場合は、換気に充分注意してください。冬期間は温度差があるため窓を僅か開けるだけでも充分換気になると思われます。
②マスクをきちんとつけましょう。鼻が露出したり、鼻の脇に隙間が開いたりしていては十分な感染予防になりません。今一度確認してみてください。
③自宅以外の施設に入る時はアルコールで手指消毒をしましょう。忘れていけないのは帰宅する前にも手指消毒をしましょう。

自分のためそして大切な家族のため皆んなでより一層の感染予防に努めて欲しいと思います。

今年もどうぞよろしくお願いいたします。

当院の新型コロナ対策について

各団体で各地区で、集会自粛がなされています。
医療機関はクラスター発生の温床とも言われています。

しかしながら、医療保険制度では必ず患者さんの受診が義務付けられています。
この３月だけでも良いですから、せめて高リスク者に対して病状を確認の上、お薬のみ処方を認めて欲しいところです・・。

当院として、可能な限り対応したいと思いますので、在宅酸素療法者、インスリン使用者等、高リスクの方、不安な方は電話にてご連絡くださいね。

その頭痛！
原因はSAS(サス)かも

検査してもあまり原因のはっきりしない頭痛。片頭痛の診断で頭痛薬が手放せない。その原因はもしかしたらSASかも。

SASとは夜間睡眠時無呼吸症候群のことです。太ってなくても、いびきをかかなくてもSASの可能性があります。
SASは単に日中眠くなる病気ではなく、高血圧や糖尿病と同じように全身に悪影響を及ぼす疾患です。慢性頭痛があったらお家で簡単にできるスクリーニングテストを受けてみませんか。